焚き火台ブランドのおすすめ12選!車中泊やキャンプに最適な一台の選び方

焚き火台ブランドのおすすめ12選!車中泊やキャンプに最適な一台の選び方
焚き火台ブランドのおすすめ12選!車中泊やキャンプに最適な一台の選び方
車中泊・アウトドア活用術

キャンプの醍醐味といえば、揺らめく炎を眺めながら過ごす「焚き火」の時間ですよね。最近では、地面へのダメージを抑えるために直火禁止のキャンプ場が増えており、焚き火を楽しむには焚き火台が欠かせないアイテムとなっています。しかし、いざ購入しようと思っても、多くの焚き火台ブランドから多種多様なモデルが発売されており、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

特に車中泊やオートキャンプを楽しむ方にとっては、積載性や組み立てのしやすさも重要なポイントです。愛車にスッと積み込めて、フィールドに着いたらすぐに設営できる。そんな理想の一台を見つけるためには、ブランドごとの特徴や強みを知ることが近道となります。この記事では、定番から新進気鋭のブランドまで、それぞれの魅力を分かりやすく解説します。

自分自身のキャンプスタイルや車種、さらには「焚き火で何をしたいか」という目的に合わせて、最適なブランドを見極めていきましょう。初心者の方でも安心して選べるように、素材の特性や形状による違いについても触れていきます。この記事を読み終える頃には、あなたのキャンプライフをより豊かにしてくれる最高のパートナーが見つかっているはずです。

焚き火台ブランド選びで失敗しないための基礎知識

焚き火台を選ぶ際、まず意識したいのが「どのようなシーンで使用するか」という点です。ブランドによって、ソロキャンプに特化した軽量モデルを得意とするところもあれば、家族やグループで囲める大型モデルに強みを持つところもあります。まずは、自分のスタイルに合ったブランドを絞り込むための基準を確認しておきましょう。

使用人数とサイズ感の重要性

焚き火台のサイズ選びは、キャンプの快適さを大きく左右します。ソロキャンプであれば、バックパックにも収まるようなコンパクトなモデルを展開しているブランドがおすすめです。一方で、車中泊を伴うファミリーキャンプやグループキャンプであれば、薪をそのまま投入できる40cm程度の幅があるサイズが使い勝手が良くなります。

大きな焚き火台は迫力のある炎を楽しめますが、その分だけ薪の消費量も多くなり、片付けの手間も増える傾向にあります。逆に小さすぎると、市販の薪を斧やナタで細かく割る作業(薪割り)が必須となり、手間がかかることもあります。ご自身の愛車の積載スペースと、一緒に楽しむ人数を考慮して、バランスの良いサイズを展開しているブランドを選びましょう。

また、車中泊をメインにする場合は、車内の限られたスペースに収納できるかどうかが肝心です。折りたたみ時にフラットになるタイプや、パーツをバラして専用ケースに収まるタイプなど、収納形状もブランドによって特色があります。実際に車に積み込んだ時のイメージを膨らませながら、サイズスペックをチェックすることが大切です。

素材の違いが耐久性と重量を決める

多くの焚き火台ブランドが採用している主な素材は、「ステンレス」と「チタン」、そして「鉄(黒皮鉄など)」の3種類です。最も一般的なのはステンレス製で、錆びにくく耐久性と価格のバランスに優れています。初心者の方が最初に選ぶブランドとしては、手入れがしやすく長持ちするステンレス製を主力としているメーカーが安心です。

軽さを追求したいソロキャンパーには、チタン製のモデルを展開するブランドが人気です。チタンは非常に軽量で熱による変形にも強いですが、価格が高価になる傾向があります。一方、無骨な雰囲気を好むベテラン層には、鉄製の焚き火台が支持されています。鉄は重さがありますが、使い込むほどに味が出て、熱を蓄える性質があるため調理にも向いています。

素材選びは、焚き火台の寿命だけでなく、持ち運びの負担にも直結します。車での移動がメインであれば、多少重くても頑丈なステンレスや鉄を選んでも問題ありませんが、徒歩やバイクでの移動も想定している場合はチタンという選択肢も出てきます。自分の移動手段と、メンテナンスにかけられる手間を考えて素材を選んでみてください。

調理のしやすさとオプションパーツの有無

「焚き火で本格的な料理を作りたい」と考えているなら、調理用オプションが充実しているブランドを選ぶのが賢明です。焚き火台の中には、観賞用として炎を美しく見せることに特化したものもあれば、ダッチオーブンなどの重い鍋を載せられるほど堅牢な五徳(ごとく)を備えたものもあります。

例えば、専用の焼き網や鉄板、高さを調節できるロストル(火床)などが別売りで用意されているブランドは、キャンプ飯の幅を広げてくれます。逆に、シンプルな構造のものは軽量で設営が楽ですが、重い調理器具を載せると不安定になることがあります。自分が「焚き火鑑賞」をメインにするのか、「焚き火調理」をメインにするのかを明確にしておきましょう。

多くの有名ブランドでは、純正の周辺アクセサリーを豊富に取り揃えています。火の粉から地面を守る「焚き火シート」や、風の影響を抑える「ウィンドスクリーン」などがセットで購入できるブランドは、統一感も出て設営の完成度が高まります。将来的に拡張していきたい方は、ラインナップの幅広さにも注目してみると良いでしょう。

【焚き火台選びのチェックリスト】

・使用人数に適したサイズ(ソロ用かグループ用か)があるか

・素材は自分のスタイルに合っているか(軽さ重視か耐久性重視か)

・車の積載スペースに収まる収納形状か

・焚き火料理を楽しむためのオプションが充実しているか

圧倒的な信頼を誇る定番の国内焚き火台ブランド

日本のキャンプシーンを牽引してきた国内ブランドの焚き火台は、日本のキャンプ場の環境に合わせて設計されており、非常に使い勝手が良いのが特徴です。また、アフターサービスが充実していることが多く、パーツの買い足しや修理がしやすい点も大きなメリットです。ここでは、誰もが一度は耳にしたことがある代表的な3ブランドを紹介します。

Snow Peak(スノーピーク):焚き火台の歴史を作った名品

「焚き火台というジャンルを確立した」と言われるのが、新潟県燕三条に本社を置くスノーピークです。同社の「焚火台」は、1996年の発売以来、ほとんど形を変えずに愛され続けている超ロングセラーモデルです。逆ピラミッド型のシンプルな形状は、開くだけで設営が完了し、畳めば驚くほどフラットになります。

スノーピークの焚火台の最大の特徴は、圧倒的な頑丈さです。厚みのあるステンレス板を使用しており、何年も使い続けても大きな歪みが出にくい設計になっています。その頑丈さゆえに、重量は他のブランドと比べても重めですが、車移動が中心のオートキャンプであればその安定感こそが最大の武器となります。サイズ展開もS・M・L・LLと豊富で、スタイルに合わせて選べます。

さらに、グリルブリッジや焼き網などのオプションパーツを組み合わせることで、本格的な炭火料理や焚き火料理を楽しめる「システム」として完成されています。初期費用はやや高めですが、一生モノとして使い続けられる品質の高さを考えれば、非常にコストパフォーマンスの良いブランドと言えるでしょう。

UNIFLAME(ユニフレーム):質実剛健な機能美が魅力

同じく燕三条発のブランドであるユニフレームは、金属加工技術を活かした実用性の高いアイテムで知られています。焚き火台の代名詞とも言えるのが「ファイアグリル」です。四角い形状で、四隅に隙間ができる構造により、燃焼効率を高めつつ炭の調整もしやすくなっています。非常にバランスの取れた設計で、初心者からベテランまで幅広い層に愛用されています。

ユニフレーム製品の魅力は、その「絶妙な価格設定」と「使いやすさ」にあります。ファイアグリルは比較的リーズナブルながら、ダッチオーブンを載せられるほどの強度を持っており、ハードな使用にも耐えられます。また、付属の網を斜めに配置するユニークな構造により、炭の継ぎ足しが簡単に行えるなど、実戦的な工夫が随所に凝らされています。

また、特殊なメッシュシートを採用した「ファイアスタンド」などの超軽量モデルも展開しており、用途に合わせて選び分けることができます。シンプルで壊れにくく、どんなキャンプスタイルにも馴染むデザインは、道具としての信頼感を求めるキャンパーに最適です。車中泊の際も、ファイアグリルならパーツが分解できるため、隙間に詰め込みやすいのが利点です。

LOGOS(ロゴス):ファミリーに優しい工夫が満載

「水辺5メートルから標高800メートルまで」をコンセプトに、家族全員が楽しめるギアを展開するロゴス。焚き火台ブランドとしても非常に人気が高く、特に「ピラミッドTAKIBI」シリーズは有名です。このモデルは、元々「ピラミッドグリル」として人気だったものを、より焚き火に特化させて進化させたものです。

ロゴスの焚き火台の特徴は、標準で「串焼きプレート」や「ゴトク」が付属しているモデルが多いことです。キャンプ場で魚の塩焼きを楽しんだり、鍋を置いたりといったことが、追加パーツを買わずにすぐ始められるのが嬉しいポイントです。また、灰が地面に落ちにくい構造(灰受け皿)をいち早く採用するなど、環境への配慮と使い勝手を両立させています。

デザイン面でも、ピラミッド型にロゴマークが配置されたスタイリッシュな外観は、写真映えも抜群です。また、組み立てにネジなどを使わず、パーツを重ねていくだけで完成する「10秒設営」の利便性は、子供連れのキャンプや、設営に時間をかけたくない車中泊の旅において非常に重宝します。ファミリー層に寄り添った多機能なブランドと言えます。

スノーピーク、ユニフレーム、ロゴスの3社は、全国のスポーツ用品店やアウトドアショップで取り扱われているため、実際に実物を見てサイズ感を確認しやすいのもメリットです。また、万が一パーツを紛失しても、単品で取り寄せやすい安心感があります。

独自のデザインと機能で選ぶ注目焚き火台ブランド

定番ブランド以外にも、特定の用途に特化したり、独自の燃焼システムを採用したりして急速に支持を広げているブランドが多数存在します。個性を出したい方や、特定の悩みを解決したい方にとっては、これらのブランドが有力な候補になるでしょう。ここでは、今勢いのある3つのブランドをピックアップしてご紹介します。

Solo Stove(ソロストーブ):二次燃焼が生む圧倒的な火力

アメリカ生まれの「ソロストーブ」は、焚き火の概念を変えたと言っても過言ではないブランドです。その最大の特徴は、独自の二重壁構造による「二次燃焼」システムです。一度燃えた際に出る未燃焼ガスに、温まった空気を送り込んで再度燃焼させることで、非常に高い燃焼効率を実現しています。これにより、煙が極めて少なく、灰もほとんど残らないという驚きの性能を発揮します。

車中泊やキャンプで気になるのが、衣服につく焚き火特有の「煙の臭い」ですが、ソロストーブならその悩みを大幅に軽減できます。また、円筒形の本体に薪を放り込むだけで、誰でも簡単に力強い炎を立ち上げることができるため、火おこしが苦手な方にも最適です。サイズも手のひらサイズから、庭で囲める巨大な「キャニオン」まで幅広く展開されています。

ただし、燃焼効率が良すぎるがゆえに、薪の消費スピードが非常に速いという側面もあります。じっくり時間をかけて小さな火を育てるというよりは、勢いのある炎を楽しんだり、短時間で調理を済ませたりするスタイルに向いています。収納時は筒状の形が変わらないため、車載時には中に小物を収納するなど工夫すると、スペースを有効活用できます。

TokyoCamp(東京キャンプ):現代的な使い勝手を追求

SNSを中心に爆発的な人気となった日本のブランド「TokyoCamp」。その代表作である焚火台は、軽量かつコンパクトながら、大きな薪をそのまま載せられるという絶妙な設計が支持されています。ソロキャンプブームの中で「もっと気軽に本格的な焚き火を楽しみたい」というユーザーのニーズを完璧に捉えたブランドと言えます。

このブランドの製品は、組み立て式でありながら高い強度を誇り、五徳(天板)の安定感が抜群です。スキレットや重めの鍋を載せてもビクともしないため、調理メインのキャンパーからも高く評価されています。また、収納時はA4サイズ程度の薄いケースに収まるため、車のシートポケットや隙間にサッと差し込んでおくことが可能です。

スタイリッシュで無駄のないデザインは、どんなキャンプサイトにも馴染みます。それでいて価格が比較的リーズナブルであることも、多くの人に選ばれている理由の一つです。初めての焚き火台としてだけでなく、サブ機として常に車に積んでおく一台としても非常に優秀なブランドです。

Mont-bell(モンベル):日本を代表する総合アウトドアブランドの工夫

登山やアウトドア全般で信頼の厚いモンベルも、非常に機能的な焚き火台を展開しています。特に「フォールディング ファイヤーピット」は、薄く折り畳める構造でありながら、深さのある火床によって高い燃焼効率を実現した名作です。側面がパンチングメタル(穴の空いた板)になっており、空気を取り込みやすい設計になっています。

モンベルの焚き火台は、日本国内のブランドらしい「痒い所に手が届く」工夫が随所に見られます。例えば、付属のロストルや焼き網が非常に丈夫に作られていたり、別売りのクッカースタンドを組み合わせることで大きな鍋を安定して載せられたりと、道具としての完成度が非常に高いです。設営も蛇腹式に開くだけと極めてシンプルです。

ステンレス製で錆に強く、メンテナンスをしっかり行えば長く愛用できる耐久性を備えています。また、モンベルは全国に直営店があるため、現物の確認やアフターフォローを受けやすいという安心感もあります。「派手さよりも実用性と信頼性を重視したい」という、堅実なキャンパーから絶大な支持を受けているブランドです。

二次燃焼を売りにしているブランドの焚き火台は、非常に高温になるため、必ず厚手の焚き火シートを併用しましょう。熱が地面に伝わりやすく、芝生を傷めてしまう可能性が高いため、環境保護の観点からも事前の準備が重要です。

車中泊やオートキャンプに最適なブランド選びの視点

車をベースにキャンプを楽しむ場合、徒歩やバイクでのキャンプとは異なる「ブランド選びの基準」があります。車があるからこそ選べる選択肢もあれば、車だからこそ注意すべきポイントもあります。ここでは、愛車と一緒に焚き火を楽しむための具体的な視点を解説します。

積載性と収納形状を最優先に考える

「車だから何でも積める」と思いがちですが、実際に車中泊をするとなると、寝具や調理器具、着替えなどで車内は意外とすぐに埋まってしまいます。そこで注目したいのが、収納時の「形状」と「サイズ」です。焚き火台ブランドの中には、収納時に「平面(プレート状)」になるものと、「円筒形(ボックス状)」になるものがあります。

平面になるブランド(スノーピーク、TokyoCampなど)は、荷物の隙間やシートの下、トランクの底などに潜り込ませることができるため、積載効率が非常に高いです。一方、ボックス状や円筒形のブランド(ソロストーブ、コールマンのファイヤーディスクなど)は、中に薪や着火剤、グローブなどの小物を詰め込んで「バケツ」のように使うことで、デッドスペースを減らす工夫ができます。

ご自身の車がワゴンタイプで高さに余裕があるのか、それともセダンタイプでトランクの隙間を活用したいのかによって、相性の良いブランドは変わってきます。カタログスペックの「使用時サイズ」だけでなく、必ず「収納時サイズ」を確認して、車内のどこに置くかをシミュレーションしてみましょう。

設営と撤収の速さが旅のゆとりを生む

車中泊をしながら各地を巡る旅では、一つの場所に長時間滞在しないこともあります。そんな時、設営や片付けに時間がかかる焚き火台は徐々に使われなくなってしまいます。ブランド選びの際は「パーツの数」と「組み立ての単純さ」を重視しましょう。

例えば、フレームを広げて火床を載せるだけのシンプルなタイプ(ユニフレーム、ロゴスなど)は、慣れれば1分もかからずに準備が整います。逆に、多くのネジや細かいパーツを組み合わせるタイプは、暗い中での設営や、手が凍える寒い時期の作業が苦痛になることもあります。また、撤収時の「灰の捨てやすさ」も重要です。火床が取り外せるタイプは、灰をまとめてゴミ袋や灰捨て場に運びやすいため、車内を汚すリスクを減らせます。

車中泊では「いかに手間を減らして楽しむか」が継続のコツです。ブランドの公式サイトや動画サイトなどで、実際の組み立てシーンを確認し、自分がストレスなく扱えそうなモデルを見極めてください。手軽に使えるブランドを選べば、ちょっとした休憩時間にコーヒーを淹れるために焚き火をするといった、贅沢な過ごし方も可能になります。

耐荷重と安定性が「車横付け」調理の鍵

オートキャンプ場では、車のすぐ横にキッチンを設営できるため、家のキッチンに近い感覚で本格的な料理を作りたくなります。その際、ブランド選びでチェックすべきは「耐荷重」です。焚き火台の上に、重たい鉄製のダッチオーブンやスキレットを載せても安定しているかどうかが安全面に直結します。

脚の構造がしっかりしており、重心が低いブランド(スノーピーク、ユニフレームなど)は、大きな鍋を載せても転倒の心配が少なく、安心して調理に集中できます。また、車中泊ではテーブルの高さを車内やチェアに合わせることが多いため、焚き火台の「高さ」も重要です。ロースタイルに特化したブランドなのか、椅子に座って作業しやすい高さなのかを確認しておきましょう。

また、車に近い場所で焚き火をする場合は、火の粉の飛びにくさも考慮する必要があります。炎が壁面に囲まれている構造のブランドや、火床が深いモデルを選ぶことで、大切な愛車に火の粉が飛んで塗装を傷めるリスクを軽減できます。車との距離感も計算に入れたブランド選びを心がけましょう。

重視する項目 おすすめブランドの傾向 具体的なブランド例
積載のしやすさ 薄型・プレート状に収納可能 スノーピーク、TokyoCamp、モンベル
設営・撤収の速さ パーツが少なく展開が容易 ロゴス、コールマン、ユニフレーム
調理の安定感 低重心で高耐久なフレーム スノーピーク、ユニフレーム、キャプテンスタッグ
煙の少なさ 二次燃焼システムを採用 ソロストーブ、DOD(ぷちもえ等)

知る人ぞ知る!こだわり派におすすめの焚き火台ブランド

最後に、定番ではないものの、コアなファンから熱烈な支持を受けているブランドをいくつか紹介します。これらはデザイン性が非常に高かったり、特定の機能を極めていたりと、所有する喜びを感じさせてくれるものばかりです。他の人とは一味違う焚き火台を探している方は、ぜひ参考にしてください。

Coleman(コールマン):直感的に使える「ディスク型」の先駆者

誰もが知る王道ブランド、コールマン。あえて「こだわり派」として紹介したいのが、同社の「ファイイヤーディスク」シリーズです。焚き火台といえば四角やピラミッド型が一般的だった中、まるで大きな中華鍋のような円盤状のフォルムで登場し、その圧倒的な「焚き火のしやすさ」で話題となりました。

このディスク型の最大のメリットは、薪をどのように置いても絵になること、そして空気の通りが良いため火の管理が非常に簡単なことです。3秒で設営できるという手軽さは、他のブランドの追随を許しません。また、広い面を活かして、端の方で保温をしつつ中心で強火といった使い分けもしやすくなっています。

デザインが非常にシンプルで「焚き火そのもの」を遮るものなく眺められるため、炎の美しさを堪能したい方に最適です。収納時はディスクの形そのままなので、車の中では大きな荷物の土台にしたり、隙間に差し込んだりといった収納工夫が楽しめます。初心者向けに見えて、実はベテランが「最後に行き着く一台」としても知られています。

Wolf and Grizzly(ウルフアンドグリズリー):極限の機能美を追求

カナダ発のブランド「ウルフアンドグリズリー」は、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインで世界中のキャンパーを魅了しています。代表作の「ファイヤーセーフ」は、折りたたみ式のフレームとジャバラ状の火床を組み合わせたもので、収納時の薄さはわずか数センチです。これほどコンパクトでありながら、計算された通気口によって高い火力を維持できます。

このブランドが特に素晴らしいのは、別売りのグリル(網)との親和性です。グリルの高さを3段階に調節できるため、炭火の遠火・近火を自在に操ることができます。また、全てのパーツが高品質なステンレスで作られており、手触りや質感からも「良い道具」を使っている実感が得られます。

車中泊の荷物を極限まで減らしたい、けれど道具の質には一切妥協したくない。そんな美学を持つ方にこそ手に取ってほしいブランドです。付属の専用ケースも非常にしっかりしており、使い終わった後の煤(すす)汚れを車内に広げる心配もありません。機能と美しさが高度に融合した、まさに現代の焚き火台と言えるでしょう。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ):圧倒的なコスパとバリエーション

「キャンプ界のコストコ」とも称されるキャプテンスタッグ。実は焚き火台のラインナップが非常に豊富で、特に「カマド」シリーズは調理好きの間で評価が高い隠れた名品です。B6サイズからB5サイズまで展開されているこのシリーズは、その名の通り「かまど」のような形状をしており、炭火や薪の熱を効率よくクッカーに伝えます。

キャプテンスタッグの強みは、なんと言ってもその価格の安さです。他のブランドが1万円以上するようなスペックのものを、数千円で購入できることも珍しくありません。だからといって壊れやすいわけではなく、しっかりとした厚みのある金属を使用しているため、ハードな使用にも十分に耐えられます。

また、ホームセンター等でも広く販売されているため、予備の網や周辺小物を安価に揃えやすいのも魅力です。「まずは低予算で一通りの道具を揃えて、車中泊キャンプを始めてみたい」という方にとって、これほど心強いブランドはありません。多機能なモデルが多いため、一台で何役もこなしたいミニマリストにも選ばれています。

こだわり派のブランドを選ぶ際は、そのブランドが掲げているコンセプト(ミニマリズム、調理特化、コスパ重視など)を理解すると、より愛着が湧きやすくなります。自分のライフスタイルに重なるブランドを見つけましょう。

焚き火台ブランドの魅力を活かして理想のアウトドアライフを

まとめ
まとめ

ここまで、数多くの焚き火台ブランドとその特徴について解説してきました。自分にぴったりのブランドを見つけることは、キャンプの快適さを高めるだけでなく、愛車と共に過ごす時間の質を大きく変えてくれます。最後に、本記事の要点を振り返ってみましょう。

まず、焚き火台選びの基本は「サイズ」「素材」「収納形状」の3点です。自分のキャンプスタイル(人数や移動手段)に合わせることが失敗しないコツです。スノーピークやユニフレーム、ロゴスといった定番の国内ブランドは、頑丈さやオプションの豊富さ、そしてアフターサービスの安心感で初心者からベテランまで広くおすすめできます。

一方で、煙の少なさを重視するならソロストーブ、コンパクトさと調理性能を両立させたいならTokyoCampやモンベルといった注目ブランドが選択肢に入ります。また、車中泊やオートキャンプをメインにする場合は、積載しやすいフラット収納モデルや、設営が数秒で終わるモデルを選ぶことで、旅のゆとりが生まれます。

焚き火は、ただ薪を燃やすだけでなく、暖を取り、料理を作り、そして心を癒やす特別な時間を提供してくれます。それぞれのブランドが持つこだわりや技術を知ることで、自分にとっての「最高の一台」が自ずと見えてきたはずです。お気に入りの焚き火台を車に積み込んで、今週末は焚き火を囲む素敵なキャンプ旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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