エクストレイルの給油口はどこ?開け方からトラブル対処法まで分かりやすく解説

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日産の人気SUV、エクストレイル。アウトドアから街乗りまで幅広く活躍する一台ですが、いざガソリンスタンドに着いて「あれ、給油口ってどうやって開けるんだっけ?」と戸惑った経験はありませんか?特に、セルフ式のガソリンスタンドが増えた昨今、給油口の開け方がわからないと焦ってしまいますよね。また、普段乗らない車を運転する時や、新しいモデルに乗り換えた時にも起こりがちなトラブルです。

この記事では、エクストレイルの給油口の基本的な開け方から、万が一「開かない」「閉まらない」といったトラブルが発生した際の具体的な対処法まで、誰にでも分かりやすく解説します。年式やモデルによって操作方法が異なる場合もあるため、あなたのエクストレイルに合った情報を確認できるよう、モデル別の違いにも触れていきます。この記事を読めば、もうガソリンスタンドで慌てることはありません。安心して快適なカーライフを送るためにも、ぜひ最後までご覧ください。

エクストレイルの給油口!基本的な開け方をマスターしよう

エクストレイルの給油は、決して難しい操作ではありません。しかし、モデルチェンジによって開け方が変更されているため、まずはご自身の乗っているエクストレイルがどのタイプなのかを把握することが大切です。ここでは、給油口の位置の見分け方から、モデルごとの具体的な開け方の手順、そして給油キャップの扱い方まで、基本的な操作を一つずつ丁寧に解説していきます。

給油口の位置はどっち?簡単な見分け方も解説

ガソリンスタンドに入ってから「給油口、右だっけ?左だっけ?」と迷うのはよくあることです。エクストレイルの場合、給油口は車両の右側後方にあります。 これは日産車の多くに共通する特徴です。

実は、給油口の位置は運転席にいながら簡単に確認できます。メーター内にある燃料計のアイコン(ガソリンスタンドの給油機マーク)の横に、三角形の矢印(◀ or ▶)が表示されています。この矢印が指している方向が、給油口のある側になります。エクストレイルの場合は「▶」と表示されているはずですので、右側だとすぐに分かります。

この方法を知っておけば、エクストレイル以外の車を運転する際にも役立ちます。レンタカーや友人の車を借りた時など、給油口の位置が分からない場合にぜひチェックしてみてください。

【モデル別】給油口の開け方の手順を詳しく紹介

エクストレイルの給油口の開け方は、主に旧モデル(T32型以前)と現行モデル(T33型)で異なります。それぞれの開け方を正しく理解しておきましょう。

T32型以前(~2022年)のレバー式

2022年まで販売されていたT32型や、それ以前のT31型などのモデルは、運転席の足元にある専用のレバー(フューエルリッドオープナー)を引いて給油口を開ける方式が主流です。

  1. エンジンを停止し、パーキングブレーキをかけます。
  2. 運転席の右下、アクセルペダルやブレーキペダルのさらに右側の足元付近を確認します。
  3. 給油機のマークが描かれた小さなレバーがありますので、それを手前に引きます。
  4. 「カチャ」という音とともに、車体後方の給油口のリッド(フタ)が少し浮き上がります。
  5. 浮き上がったリッドに指をかけて、手で完全に開けます。

現行モデル T33型(2022年~)のプッシュオープン式

2022年7月に登場した現行のT33型エクストレイルでは、この専用レバーが廃止され、よりスマートなプッシュオープン式が採用されています。

  1. エンジンを停止し、必ず車両のドアロックを解除します。 T33型はドアロックと給油口リッドが連動しているため、施錠された状態ではリッドを押しても開きません。
  2. 給油口のリッドの後方側(車両の後ろ側)を指で軽く押します。
  3. すると、リッドが「ポン」と手前に開きます。

このプッシュオープン式は、レバーを探す手間がなく直感的に操作できるのがメリットですが、ドアロックとの連動を知らないと「故障かな?」と勘違いしてしまうこともあるので注意が必要です。

給油キャップ(フューエルキャップ)の外し方と置き場所

給油口のリッドを開けたら、次は中のキャップを外します。

  • キャップ付きのモデル(T32型以前など)
    キャップを反時計回り(左方向)にゆっくりと回して外します。 外したキャップは、紛失しないようにリッドの裏側にあるキャップホルダーに掛けておくことができます。 給油が終わったら、キャップを「カチッ、カチッ」と2回以上音がするまで時計回り(右方向)にしっかりと締め、最後にリッドを手で押して閉めます。
  • キャップレスのモデル(T33型など)
    現行のT33型では、さらに便利なキャップレス給油口が採用されています。 リッドを開けると直接給油できる構造になっており、キャップを外したり締めたりする手間がありません。 手が汚れる心配もなく、特に女性に嬉しい機能です。 給油ノズルをそのまま奥まで差し込んで給油し、終わったらノズルを抜いてリッドを閉めるだけです。

エクストレイルの給油口が開かない!主な原因と冷静な対処法

いつも通りに操作しているはずなのに、なぜか給油口が開かない…そんな予期せぬトラブルに見舞われると、特にガソリンスタンドでは焦ってしまいますよね。しかし、慌てる必要はありません。多くの場合、簡単な確認や操作で解決できます。ここでは、エクストレイルの給油口が開かなくなった時に考えられる主な原因と、その対処法を順を追って解説します。

まずは落ち着いて確認!ドアロックとの連動(T33型)

現行モデルのT33型エクストレイルで給油口が開かない場合、まず最初に確認すべきは「ドアロック」です。前述の通り、T33型は防犯性の観点から、車両のドアロックと給油口リッドが連動しています。

対処法
運転席のドアやスマートキーのボタンで、一度車両全体のロックを解除してください。施錠された状態では、いくらリッドを押しても開くことはありません。 これは故障ではなく正常な仕様なので、落ち着いて解錠操作を行い、再度リッドを押してみてください。これだけであっさり解決することがほとんどです。

旧T32型などでも、一部のモデルでは同様にドアロックと連動している場合があります。 開かない場合はまず解錠を試す、と覚えておくと良いでしょう。

寒冷地でありがち!給油口リッドが凍結している場合

冬場の寒い日や、スキー場など寒冷地を訪れた際に給油口が開かなくなることがあります。その原因として考えられるのが「凍結」です。洗車後や雨が降った後に気温が急激に下がると、リッドの隙間に入り込んだ水分が凍りつき、リッドが開かなくなってしまうのです。

対処法
無理やりこじ開けようとすると、リッドや塗装を傷つけたり、部品を破損させたりする恐れがあるため絶対にやめましょう。まずは、以下の方法を試してみてください。

  • ぬるま湯をかける: エンジンをかけた状態で、リッドの周囲にゆっくりとぬるま湯(熱湯はNG)をかけ、氷を溶かします。溶けたらすぐに乾いた布で水分を拭き取ることが重要です。
  • 解氷スプレーを使う: 車用の解氷スプレーをリッドの隙間に吹きかけるのも効果的です。
  • カード類で氷を砕く: 凍り方が軽度であれば、クレジットカードのような薄くて硬いカードを隙間に差し込み、慎重に氷を剥がすように動かすことで開く場合があります。ただし、車体に傷をつけないよう注意が必要です。

それでも開かない!ワイヤーやモーターの故障が疑われる場合

上記の対処法を試しても給油口が開かない場合、内部の機械的な故障が考えられます。

  • レバー式(T32型以前)の場合:
    運転席の足元のレバーと給油口リッドは、ワイヤーで繋がれています。このワイヤーが経年劣化で伸びたり、切れてしまったりすると、レバーを引いてもリッドが開かなくなります。 レバーを引いた時の手応えがスカスカに感じられる場合は、ワイヤーの断裂が強く疑われます。
  • プッシュオープン式(T33型など)の場合:
    プッシュオープン式や、ドアロック連動式のモデルでは、リッドのロック・アンロックを電気的なアクチュエーター(小型モーター)で行っています。このアクチュエーターが故障すると、解錠信号が送られてもロックが解除されず、開かなくなってしまいます。

これらの部品が故障した場合、個人での修理は困難です。 速やかに日産ディーラーや信頼できる修理工場に相談しましょう。

緊急時に手動で給油口を開ける方法

ガス欠寸前で、どうしても今すぐ給油しなければならない、という緊急事態も考えられます。そんな時のために、多くの車には手動で給油口を開けるための緊急解除方法が用意されています。

エクストレイルの場合、車種や年式によって異なりますが、一般的にはラゲッジスペース(荷室)の内張り内部に解除機構が隠されています。

緊急時の手動解除手順(例:T31型など)
1. ラゲッジスペースを開けます。
2. 給油口がある右側の内張りを一部めくるか、専用のサービスホール(蓋)を開けます。
3. 内部に、給油口ロック機構につながるモーターやロッドが見えます。
4. そのロッドなどを手で直接操作(引く、押すなど)することで、強制的にロックを解除できます。

ただし、この方法はあくまで緊急措置です。内張りを剥がす際に傷をつけたり、クリップを破損したりするリスクもあるため、自信がない場合は無理をせず、ロードサービスなどを利用することも検討してください。手動で開けた後は、根本的な原因を解決するために必ずプロの点検を受けましょう。

給油口が閉まらない!考えられる原因とチェックポイント

給油を終えてリッドを閉めようとしたら、「カチッ」と閉まらずに浮いてきてしまう…こんなトラブルも意外と少なくありません。給油口が開いたままでの走行は、ゴミや水の侵入、さらには燃料漏れにつながる可能性もあり非常に危険です。ここでは、給油口リッドがきちんと閉まらない場合に確認すべきポイントと対処法を解説します。

給油キャップの締め忘れや紐の挟み込み

リッドが閉まらない原因として最も多いのが、給油キャップに関する単純なミスです。特に、セルフ給油に慣れていない方や、急いでいる時に起こりがちです。

チェックポイント
1. キャップの締め忘れ: まずは、給油キャップがしっかり締まっているか確認しましょう。キャップは「カチッ、カチッ」と音がするまで確実に回してください。 締め方が甘いと、キャップがリッドに干渉して閉まらなくなります。
2. 紐(テザー)の挟み込み: キャップには、紛失防止用のプラスチック製の紐(テザー)が付いています。この紐がキャップと給油口の間に挟まった状態でリッドを閉めようとしても、うまく閉まりません。リッドを閉める前に、紐が正しく収まっているかを目視で確認する癖をつけましょう。

これらのケースは、正しくキャップを締め直したり、挟まった紐を直したりするだけで簡単に解決します。

フューエルリッド(外側のフタ)の爪やヒンジの不具合

キャップに問題がないのにリッドが閉まらない場合は、リッド本体や車体側の部品に原因がある可能性が考えられます。

  • ロック部分の爪(キャッチ)の破損・摩耗:
    リッドを「カチッ」と固定しているのは、小さなプラスチック製の爪(キャッチ)です。長年の開け閉めによってこの爪が摩耗したり、何らかの衝撃で破損したりすると、ロック機能が効かなくなり閉まらなくなります。
  • ヒンジ部分の故障・歪み:
    リッドはヒンジ(蝶番)を軸に開閉しています。このヒンジ部分が錆びついたり、変形したりすると、リッドが正しい位置に収まらず、うまく閉まらなくなります。特に、過去に給油口周辺をぶつけたことがある場合は、ヒンジが歪んでいる可能性も考えられます。

これらの部品の不具合は、目視で確認できる場合もあります。爪が欠けていないか、ヒンジの動きがスムーズかなどをチェックしてみてください。

自分でできる応急処置と修理の目安

リッドが閉まらない状態で走行するのは危険なため、早急な対処が必要です。もし、部品の破損などで完全に閉まらなくなってしまった場合は、応急処置として養生テープやガムテープでリッドを仮止めしましょう。これにより、走行中にリッドが開いてしまうのを防ぎ、ゴミや水の侵入を最小限に抑えることができます。

ただし、これはあくまで一時的な措置です。テープは塗装を傷める可能性があり、見た目も良くありません。また、根本的な解決にはなっていないため、できるだけ早く日産ディーラーや修理工場に持ち込んで、専門家による点検と修理を依頼してください。

部品の交換が必要になった場合、費用は原因によって異なりますが、リッド本体やロック機構の部品代と工賃がかかります。放置すると他のトラブルを引き起こす可能性もあるため、早めの対応が肝心です。

もっと知りたい!エクストレイルの給油に関する知識

エクストレイルの給油口の開け閉めだけでなく、燃料に関する知識も知っておくと、より快適で経済的なカーライフにつながります。ここでは、エクストレイルのオーナーなら知っておきたい、正しい油種の選び方や給油キャップのメンテナンス、給油口周りをきれいに保つ方法など、プラスアルファの情報をご紹介します。

正しい油種の選び方(ガソリン車・e-POWER)

ガソリンスタンドで最も重要なのが、正しい種類の燃料を入れることです。エクストレイルの場合、エンジンの種類によって使用する燃料が異なります。

  • ガソリン車・e-POWER車:
    T32型や現行のT33型(e-POWER)を含め、近年のエクストレイルのほとんどのモデルは「無鉛レギュラーガソリン」を指定しています。 給油口のリッド裏や取扱説明書にも記載があるので、必ず確認しましょう。
  • ディーゼル車:
    T31型など一部の旧モデルには、クリーンディーゼルエンジン搭載車も存在しました。この場合は当然ながら「軽油」を給油します。
  • 旧モデルのターボ車:
    初代T30型の一部のターボモデルでは「ハイオクガソリン」が指定されていました。
万が一、異なる油種を給油してしまうと(いわゆる誤給油)、エンジンが始動しなくなったり、走行中に停止したりと、重大なエンジントラブルの原因となります。修理には高額な費用がかかるため、給油の際はノズルの色(レギュラーは赤、ハイオクは黄、軽油は緑)をしっかり確認し、絶対に間違えないようにしましょう。

給油キャップの交換時期と費用

給油キャップは単なるフタではなく、燃料タンク内の圧力を調整し、ガソリンの気化を防ぐ重要な役割を担っています。キャップにはゴム製のパッキン(ガスケット)が使われており、これが経年劣化するとひび割れなどを起こし、密閉性が低下します。

交換のサイン

  • キャップのパッキンにひび割れや硬化が見られる
  • 給油後にガソリン臭がする
  • 「カチッ」というクリック感がなくなる

これらの症状が見られたら交換の時期です。放置すると、燃料が漏れたり、エンジン警告灯が点灯したりする原因にもなり得ます。部品はディーラーやカー用品店、ネット通販などで購入でき、費用は数千円程度です。交換作業は自分で簡単に行うことができます。

給油口周りの掃除・メンテナンス方法

給油口の周りは、砂埃や泥、こぼれたガソリンなどで意外と汚れが溜まりやすい場所です。汚れを放置すると、サビの原因になったり、給油時にゴミがタンク内に入り込んでしまったりする可能性があります。

洗車の際には、給油口のリッドも開けて、内側をきれいに拭き上げる習慣をつけましょう。柔らかい布やブラシを使い、水洗いやカーシャンプーで優しく汚れを落とします。特に、リッドのヒンジ部分や水抜き穴は汚れが溜まりやすいポイントなので、念入りに掃除することをおすすめします。

定期的な清掃は、見た目をきれいに保つだけでなく、リッドの開閉をスムーズにし、トラブルを未然に防ぐことにも繋がります。大切な愛車を長く良いコンディションで保つためにも、ぜひ実践してみてください。

まとめ:エクストレイルの給油口操作をマスターして快適なカーライフを

今回は、エクストレイルの給油口に関する情報を網羅的に解説しました。最後に、この記事の重要なポイントを振り返ってみましょう。

  • 給油口の位置: エクストレイルの給油口は車両の右側後方にあります。 メーター内の燃料計マーク横の矢印で確認できます。
  • 開け方: 旧モデル(T32型以前)は運転席足元のレバー式、現行モデル(T33型)はドアロック解除後にリッドを押すプッシュオープン式が主流です。
  • 開かない時の対処法: まずはドアロックの解除を確認しましょう(特にT33型)。 冬場は凍結の可能性も考え、ぬるま湯などで対処します。それでも開かない場合は、ワイヤー切れやモーター故障の可能性があるため、専門業者に相談が必要です。
  • 閉まらない時の対処法: 給油キャップの締め忘れや紐の挟み込みが主な原因です。 それ以外では、リッドの爪やヒンジの破損が考えられるため、応急処置をして速やかに修理を依頼しましょう。
  • 正しい油種: 近年のモデルは基本的に「レギュラーガソリン」ですが、必ずご自身の車の指定油種を確認することが大切です。

給油口の操作は、カーライフにおける基本的な作業の一つです。正しい手順とトラブル時の対処法を知っておくことで、いざという時も慌てずに対応でき、より安心してエクストレイルとの毎日を楽しむことができます。この記事が、あなたの快適なドライブの一助となれば幸いです。

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