ステップワゴン釣り仕様の魅力とは?快適な釣行を叶えるカスタムと活用術

ステップワゴン釣り仕様の魅力とは?快適な釣行を叶えるカスタムと活用術
ステップワゴン釣り仕様の魅力とは?快適な釣行を叶えるカスタムと活用術
車中泊・アウトドア活用術

釣りを趣味にしている方にとって、移動手段であり基地でもある車選びは非常に重要です。数あるミニバンの中でも、ホンダのステップワゴンは、その圧倒的な室内の広さと使い勝手の良さから、多くのアングラーに支持されています。ステップワゴンを釣り仕様に仕立てることで、早朝の出発や遠征、車中泊を伴う釣行が劇的に快適になります。

この記事では、ステップワゴンがなぜ釣りに最適なのかという理由から、おすすめのカスタムパーツ、歴代モデルごとの特徴、そして車中泊を快適に過ごすための工夫まで詳しく解説します。これからステップワゴンを購入して釣り仕様にしたいと考えている方はもちろん、現在の愛車をもっと便利に改造したいという方も、ぜひ参考にしてください。

釣行のクオリティを左右するのは、タックル(釣り道具)選びだけではありません。移動中のストレスを減らし、現場での準備をスムーズにするステップワゴン釣り仕様の作り方を、一緒に見ていきましょう。あなたのフィッシングライフがより充実したものになるヒントがきっと見つかるはずです。

ステップワゴン釣り仕様がアングラーに選ばれる理由とメリット

ステップワゴンが釣り仕様として高く評価されている最大の理由は、その独自の設計にあります。ホンダが得意とする「低床設計」は、重いクーラーボックスやタックルボックスを積み込む際、腰への負担を大きく軽減してくれます。さらに、高い天井によって車内での準備や着替えがスムーズに行える点も、多くのアングラーを惹きつける魅力です。

低床・高天井による圧倒的な荷室の使いやすさ

ステップワゴンの代名詞とも言えるのが、床が低く設計されていることです。これにより、釣り具の中でも特に重量があるクーラーボックスや、大量の氷を積んだ状態での積み下ろしが非常に楽になります。一般的なSUVや車高の高いミニバンに比べて、荷物を持ち上げる高さが抑えられているため、長距離移動後の疲れた体でも作業が苦になりません。

また、車内空間の高さも大きなメリットです。ウェーダー(胴長靴)を履いたり、レインウェアに着替えたりする際、屈まずに作業できるスペースがあるのは非常に快適です。特に冬場の釣行では、外で着替えるのは凍えるほど辛いものですが、ステップワゴンの広い室内であれば、プライバシーを保ちつつ暖かい車内で準備を整えることができます。

さらに、高い天井はロッド(釣り竿)を頭上に収納する際にも役立ちます。ロッドホルダーを設置しても圧迫感が少なく、後部座席に人が座っても余裕があります。このように、上下の空間を効率的に使えることが、ステップワゴン釣り仕様を構築する上での大きなアドバンテージとなっています。

ステップワゴンの低床設計の利点

・荷物の積み下ろしが楽で腰を痛めにくい

・車内での着替えがスムーズに行える

・大容量の荷物を安定して積載できる

わくわくゲートによる狭い場所でのアクセス性

5代目ステップワゴン(RP型)に搭載された「わくわくゲート」は、釣り仕様において神がかった便利さを発揮します。これはリアゲートが横にも開くという画期的な機構で、後ろに十分なスペースがない堤防の脇や、狭い駐車場でも荷物の出し入れが可能になります。大きなリアゲートを上に跳ね上げる必要がないため、手軽にアクセスできるのが特徴です。

釣り場では、車を停めるスペースが限られていることが珍しくありません。後方に障害物がある場所でも、わくわくゲートの横開きドアを使えば、ロッドやバッグをサッと取り出すことができます。また、小さなドアを開けるだけなので、冬場の冷気や夏場の熱気が車内に入り込みにくいという副次的なメリットもあります。

この機能があることで、ちょっとした移動の合間に仕掛けを直したり、水分補給をしたりする際も非常にスムーズです。残念ながら現行の6代目では廃止されましたが、この機能を求めてあえて5代目のステップワゴンを釣り仕様のベースに選ぶアングラーも少なくありません。現場での機動力を重視するなら、わくわくゲートは外せないポイントと言えるでしょう。

長尺物をそのまま積める余裕の室内長

釣りの種類によっては、10フィート(約3メートル)を超えるような長いロッドを使用することもあります。ステップワゴンは室内長が十分に確保されているため、2ピースのロッドを継いだままの状態や、ワンピースのロッドでも、助手席側まで使えば安全に収納することが可能です。これにより、ポイント到着後すぐに釣りを開始できるスピード感が生まれます。

特にシーバス釣りやサーフでの釣り、あるいはオフショア(船釣り)の遠征などでは、大量のロッドを持ち運ぶ必要があります。ステップワゴンのシートアレンジを駆使すれば、片側をフラットにしてロッドを並べ、もう片側に居住スペースを確保するといった使い方も自由自在です。天井部分にロッドホルダーを装着すれば、最大で10本近くのロッドを安全に運搬できます。

また、ロッドだけでなく、遠征用の大きなバッグや予備のタックルボックスも余裕を持って配置できます。余裕のある室内長があるからこそ、荷物が散らかることなく、整理整頓された状態で移動できるのです。整理された車内は、忘れ物の防止にもつながり、結果として釣果アップにも貢献してくれるでしょう。

釣り仕様に最適な歴代ステップワゴンの特徴と選び方

ステップワゴンは世代ごとに個性が異なり、釣り仕様にする際のポイントも変わってきます。中古車で手頃なベース車を探すのか、最新の快適性を重視するのかによって、最適な選択肢は異なります。ここでは、現在釣り仕様として人気の高いモデルを中心に、それぞれの特徴と選び方を解説していきます。

5代目ステップワゴン(RP1〜RP5型)の圧倒的な利便性

現在、ステップワゴン釣り仕様のベース車として最も人気があるのが、2015年から2022年まで販売された5代目モデルです。その最大の理由は、先述した「わくわくゲート」の存在です。横開きのドアからスムーズに道具を取り出せる利便性は、一度体験すると他の車には戻れないほどの魅力があります。

エンジン性能についても、1.5L VTECターボを搭載しており、荷物を満載した状態でも力強い走りを実現しています。また、ハイブリッドモデルである「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を選べば、燃費性能が大幅に向上し、遠方への遠征コストを抑えることができます。静粛性も高いため、深夜や早朝の住宅街でも周囲を気にせず出発できるのが嬉しいポイントです。

内装についても、3列目シートを床下に格納できる「マジックシート」を採用しています。これにより、広大でフラットな荷室空間を瞬時に作り出せるため、釣り具の積載能力はピカイチです。中古車市場でも流通量が多く、自分好みの釣り仕様にカスタムするためのアフターパーツも豊富に揃っているのが特徴です。

現行6代目ステップワゴン(RP6〜RP8型)のモダンな快適性

2022年に登場した現行の6代目ステップワゴンは、シンプルで上質なデザインと、さらに洗練された室内空間が特徴です。わくわくゲートは廃止されましたが、代わりにパワーバックドアが採用され、開閉角度を任意で設定できる「メモリー機能」が搭載されました。これにより、後ろに壁がある場所でもぶつけずにゲートを開ける工夫がなされています。

現行モデルの最大のメリットは、その圧倒的な静粛性と乗り心地の良さです。長距離の運転でも疲れにくいため、遠くの釣り場まで移動する際のストレスが大幅に軽減されます。また、最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が全車に標準装備されており、夜間の移動や高速道路での走行も非常に安心です。

室内空間は先代よりもさらに広がり、水平基調のインパネデザインによって視界も良好です。車中泊を前提としたカスタムをする場合も、シートのフラット化がより洗練されており、マットを敷けば快適なベッドルームへと早変わりします。最新の技術と広さを求めるのであれば、現行モデルが間違いなく最良の選択肢となります。

現行モデルには、クリーンな印象の「AIR(エアー)」と、力強いデザインの「SPADA(スパーダ)」があります。釣り仕様としてタフに使うなら、汚れが目立ちにくく装備が充実したスパーダが人気です。

4代目ステップワゴン(RK型)というコスパ重視の選択

予算を抑えて釣り仕様の車を作りたい場合、2009年から2015年まで販売された4代目モデル(RK型)も非常に優れた選択肢です。このモデルは「スクエアな形状」を極めており、室内空間の有効活用という点では現行モデルにも引けを取りません。特に荷室の横幅や高さがしっかり確保されているため、棚を自作して釣り具を整理する「DIY派」にはたまらない設計です。

4代目の特徴は、3列目シートを床下に完全格納できる点にあります。これによって現れる広大な空間は、大型のクーラーボックスを複数個並べても余裕があります。中古車価格がこなれてきているため、浮いた予算をロッドホルダーやポータブル電源、あるいは新しいタックルの購入費用に充てることができるのも大きなメリットです。

走行性能についても、2.0Lの自然吸気エンジンは扱いやすく、メンテナンス性も良好です。部品の供給もまだ安定しているため、長く乗り続けることができます。とにかく広くて使い勝手が良い車を安く手に入れて、自分なりの釣り仕様に作り込みたいというベテランアングラーからの根強い人気があります。

世代 主な特徴 釣りに向いているポイント
4代目 (RK) スクエアな外観、広い室内 中古価格が安くカスタムの自由度が高い
5代目 (RP) わくわくゲート、ターボ/ハイブリッド 狭い場所での荷物出し入れが最強に便利
6代目 (現行) 最新安全装備、高い静粛性 遠征の疲れを最小限にし、車中泊も快適

ステップワゴンを釣り仕様にカスタムするおすすめパーツと収納術

ステップワゴンをそのまま使っても十分便利ですが、いくつかの専用パーツを追加するだけで、その利便性は飛躍的に向上します。特に、限られた車内空間をいかに効率よく使うかが、ステップワゴン釣り仕様を成功させる鍵となります。ここでは、必須と言える定番パーツから、プロ級の収納術までをご紹介します。

天井空間を最大活用するインテリアバーとロッドホルダー

車内で最も邪魔になりがちで、かつ最もデリケートなのがロッドです。これを安全に、かつ邪魔にならないように収納するには、天井空間の活用が欠かせません。カーメイトなどのメーカーから発売されているステップワゴン専用のロッドホルダーを装着すれば、最大で10本程度のロッドを天井に固定できます。

専用品は高価ですが、車種別の取付説明書があるため、内装を傷つけずにしっかり固定できるのがメリットです。一方で、コストを抑えたい場合は、アシストグリップに引っ掛けるタイプの「インテリアバー」を活用するのも手です。インテリアバーを前後2本渡し、そこにロッド固定用のクリップやマジックテープを取り付けるだけで、簡易的なロッドホルダーが完成します。

ロッドを天井に浮かせることで、下の荷室スペースを100%自由に使うことが可能になります。また、ロッド同士が接触して傷つくリスクも減らせるため、大切なタックルを守るという意味でも、天井収納はステップワゴン釣り仕様において最優先で検討すべきカスタムと言えます。

汚れと水をシャットアウトする防水シートカバーとラゲッジマット

釣行後の服や道具には、海水や泥、魚の血などが付着していることがよくあります。ステップワゴンの綺麗な内装を守るためには、防水対策が不可欠です。まず導入したいのが、フロントシートおよびリアシート用の防水シートカバーです。ウェットスーツのような素材で作られたカバーを選べば、濡れたままのウェーダーで座ってもシートに水分が染み込みません。

次に重要なのが、荷室に敷くラゲッジマットです。純正のカーペット素材は汚れが入り込むと掃除が大変ですが、ゴム製やプラスチック製の立体ラゲッジマットを敷けば、水洗いも可能になります。特に砂浜での釣りの後は、車内に砂が散らばりやすいですが、縁が高くなっているトレイタイプのマットなら、砂や水をしっかりと受け止めてくれます。

これらの防水アイテムは、単に汚れを防ぐだけでなく、釣りの後の片付けを劇的に楽にしてくれます。道具を適当に積み込んでも、後でマットを外して水洗いするだけで元通りになるという安心感は、アクティブに釣りを楽しむアングラーにとって非常に重要です。車内の臭い対策にもなるため、ぜひセットで導入しましょう。

防水シートカバーを選ぶ際は、汎用品よりも「車種専用設計」のものを選ぶと、フィット感が良く、乗り降りの際にズレるストレスがありません。

小物を整理整頓するラゲッジラックの自作と活用

ステップワゴンの広い荷室をさらに効率化するのが、空間を上下に分ける「ラック」の設置です。市販のメタルラックを配置するのも良いですが、ステップワゴンの内装形状に合わせてイレクターパイプや木材で自作するアングラーも多いです。上下2段に分けることで、下段には重量のあるクーラーボックスやバッカンを、上段には細々としたルアーケースや予備のリールを整理して収納できます。

自作のメリットは、自分の持っている道具のサイズに合わせられることです。例えば、メインで使うクーラーボックスの高さに合わせて棚の低さを設定すれば、デッドスペースをゼロにできます。また、サイドの壁面にネットを張れば、ハサミやプライヤー、ラインカッターといった、すぐに使いたい小物を吊るしておくことも可能です。

整理整頓された車内は、釣り場での準備時間を短縮し、チャンスタイムを逃さないことにもつながります。夜釣りの場合に備えて、ラックにLEDライトを取り付けておけば、暗い中でも必要な道具をすぐに探し出せます。自分だけの「移動式タックルルーム」を作り上げる過程も、ステップワゴン釣り仕様の大きな楽しみの一つです。

遠征も快適!ステップワゴン釣り仕様での車中泊のコツ

良いポイントを確保するために前夜から乗り込んだり、数日間にわたる遠征を楽しんだりする場合、ステップワゴンは最高の「動くホテル」になります。ミニバンならではの室内空間を最大限に活かし、質の高い睡眠をとるための工夫を紹介します。車中泊の快適さが、翌日の釣りの集中力を左右すると言っても過言ではありません。

完全フラットを実現するシートアレンジと専用マット

ステップワゴンのシートは倒すとフラットに近い状態になりますが、どうしてもシート特有の凸凹や段差が残ります。この段差をそのままにして寝ると、翌朝に体が痛くなってしまい、釣りどころではなくなります。そこで必須となるのが、車中泊専用の厚手マットです。厚さ8cm〜10cm程度のインフレーターマット(自動膨張式マット)を敷くことで、段差を完全に解消し、自宅のベッドに近い寝心地を実現できます。

ステップワゴンの場合、2列目と3列目を倒すアレンジが一般的ですが、1人での釣行なら助手席から後ろまでを片側だけフラットにする方法もおすすめです。こうすることで、もう片側のスペースを荷物置き場として確保でき、寝る場所を圧迫せずに済みます。また、現行モデルのスパーダなどにあるキャプテンシート車の場合は、シートの間に隙間ができるため、その隙間をクッションなどで埋める工夫が必要です。

寝具にもこだわりましょう。夏場は接触冷感の敷きパッド、冬場は登山用のシュラフ(寝袋)など、季節に合わせた装備を整えることで、過酷な外気条件でもぐっすりと眠ることができます。車内でリラックスできる環境を整えることは、単なる節約ではなく、釣果を伸ばすための戦略的な休息と言えます。

プライバシー確保と温度調節に必須のサンシェード

車中泊において、外からの視線を遮ることはプライバシー保護だけでなく、防犯の観点からも非常に重要です。ステップワゴンは窓が大きいため、開放感がある反面、外からも丸見えになりがちです。車種専用のシェード(目隠し)を用意しましょう。専用品は窓枠にピッタリとはまるため、光漏れがほとんどなく、夜明けの光で予定より早く起こされることもありません。

また、サンシェードは断熱材としての役割も果たします。冬場のアルミ製シェードは車内の熱を逃がさず、夏場は直射日光による室温上昇を抑えてくれます。ステップワゴンの広い窓をすべて覆うことで、エアコンの効率も上がり、より快適な室内環境を維持できます。吸盤タイプよりも、窓枠にはめ込むだけのタイプやマジックテープ式のものが外れにくくおすすめです。

さらに、換気のための「網戸」も用意しておくと完璧です。夏場の車中泊では窓を閉め切ると蒸し暑くて眠れませんが、窓を少し開けて網戸を装着すれば、虫の侵入を防ぎながら心地よい夜風を取り入れることができます。これらを用意するだけで、車内は驚くほど落ち着けるプライベート空間へと変貌します。

ポータブル電源で電化製品を使いこなす

現代のステップワゴン釣り仕様において、欠かせない装備となりつつあるのがポータブル電源です。これがあれば、エンジンをかけずにスマートフォンや電動リールの充電、夜間の照明、さらには小型の炊飯器や電気ケトルを使用することができます。朝マズメの前に温かいコーヒーやカップ麺を食べられるのは、釣り人にとって至福のひとときです。

特に夏場の釣行では、ポータブル電源を使って「車載冷蔵庫」を稼働させるのが非常に便利です。釣った魚を新鮮な状態で持ち帰るだけでなく、飲み物を常にキンキンに冷やしておくことができます。ステップワゴンにはアクセサリーソケットがありますが、エンジン停止中のバッテリー上がりを防ぐためにも、大容量のポータブル電源を一台積んでおくと安心です。

また、冬場には電気毛布を使用することも可能です。シュラフの中に電気毛布を仕込めば、極寒の夜でも凍えることなく眠りにつけます。ステップワゴンの広い室内には、ポータブル電源を置くスペースも十分にあります。これを導入することで、車中泊のレベルが一気に「キャンプ」や「グランピング」に近い快適さまで引き上げられます。

ポータブル電源を選ぶ際は、500Wh(ワットアワー)以上の容量があると、1泊2日の釣行でスマホ充電や照明、小型家電の使用を余裕を持ってこなせます。e:HEVモデルなら、車自体のAC1500W電源を活用するのも非常に有効です。

メンテナンスと汚れ対策!ステップワゴン釣り仕様を綺麗に保つ方法

釣り仕様としてフル活用していると、どうしても車内が汚れやすくなります。特に潮風を浴びる海釣りでは、目に見えない塩分が車体を傷める原因にもなります。ステップワゴンを長く大切に乗り続けるために、釣行後に行いたいメンテナンスと、車内を清潔に保つための工夫をご紹介します。

釣行後の速やかな洗車と下回りの洗浄

海に近いポイントへ行くことが多い場合、最大の敵は「塩害」です。潮風に含まれる塩分は、ボディの塗装を劣化させるだけでなく、車体の下回り(シャーシ)の金属部分を錆びさせる原因になります。釣行から帰ったら、できるだけ早く洗車を行いましょう。特に、高圧洗浄機を使ってフェンダー内部や下回りを念入りに洗い流すことが重要です。

最近のステップワゴンは防錆塗装が施されていますが、それでも過信は禁物です。特に4代目(RK型)などの年式が経過したモデルを中古で購入した場合は、購入時に追加の「下回り防錆コーティング」を施工しておくことを強くおすすめします。これにより、数年後の状態に大きな差が出ます。

また、ボディ表面にはガラスコーティングなどを施しておくと、泥汚れや水垢が落ちやすくなり、日々のメンテナンスが非常に楽になります。釣り人は出発が早いため、洗車の手間を減らせる工夫は、結果として釣りに割ける時間を増やすことにもつながります。

気になる「魚の臭い」を防ぐための対策

車内に魚の臭いが染み付いてしまうと、家族を乗せる際や売却時の査定に悪影響を及ぼします。臭い対策の基本は「持ち込まないこと」です。釣った魚は密閉性の高いクーラーボックスに入れ、さらにジップロックなどで二重に包装するのが理想的です。クーラーボックスの蓋を閉める前に、外側に付着した海水やヌメリをしっかり拭き取る習慣をつけましょう。

もし車内に臭いが漏れてしまった場合に備えて、強力な消臭剤や脱臭機を併用するのが効果的です。置き型の消臭剤だけでなく、エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプや、光触媒を利用した消臭スプレーなど、複数の対策を組み合わせるのがコツです。特に、布製のシートやカーペットは臭いを吸着しやすいため、先述した防水シートカバーやマットを敷くことが最大の防臭対策になります。

また、釣行後は窓を全開にして十分に換気を行いましょう。車内の空気が入れ替わるだけでも、臭いの定着をかなり防ぐことができます。定期的に内窓を拭き掃除することも大切です。タバコの煙と同様、目に見えない汚れが窓に付着し、それが臭いの元になることがあるためです。

ウェーダーや濡れ物の保管・乾燥術

使用後のウェーダーやレインウェア、タモ網(ランディングネット)などは、そのまま車内に放置すると湿気がこもり、カビや悪臭の原因になります。ステップワゴン釣り仕様を快適に保つには、これら「濡れ物」の扱いがポイントです。おすすめは、大型のプラスチック製収納ボックス(コンテナ)を用意することです。

使い終わった濡れ物はすべてこのコンテナに放り込み、蓋を閉めておけば、車内を濡らすことも臭いが広がることもありません。帰宅後はコンテナごと取り出して、ベランダや庭で水洗い・乾燥させれば完了です。また、ステップワゴンのアシストグリップを利用してハンガーをかけ、移動中にエアコンの風を当てて少しでも乾燥させるというテクニックもあります。

特に夏場は、濡れたままの道具が車内の温度上昇で蒸され、非常に不快な状態になります。ドライバッグやメッシュバッグを賢く使い分け、湿気を一箇所に溜めない工夫をすることが、爽やかなステップワゴン釣り仕様を維持するための秘訣です。

除湿剤を車内の隅に置いておくと、結露対策やカビ防止に役立ちます。特に車中泊をした後は人の呼気で湿気が高まるため、しっかりと乾燥させましょう。

ステップワゴン釣り仕様で最高のアウトドアライフを楽しもう

まとめ
まとめ

ステップワゴンは、その広大な室内、低いフロア、そして歴代モデルが持つ独自の機能によって、釣り人にとってこれ以上ないほど理想的なベース車です。わくわくゲートを備えた5代目の実用性、現行モデルの圧倒的な快適性と安全性、そして4代目のコストパフォーマンスの高さ。どの世代を選んでも、あなたのフィッシングライフを一段上のステージへと引き上げてくれるでしょう。

ロッドホルダーや防水シートカバー、車中泊用マットといったアイテムを追加し、自分好みのステップワゴン釣り仕様にカスタムすることで、移動時間はリラックスタイムに、車内は快適な前線基地へと変わります。整理整頓された空間は、忘れ物を防ぎ、現場でのスムーズな動作を約束してくれます。それは単なる便利さだけでなく、釣果という最高の結果にも結びつくはずです。

車を単なる移動手段としてではなく、釣りの相棒として育てていく。そんな楽しみ方ができるのも、ステップワゴンという懐の深い車だからこそ可能です。この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの最強のステップワゴン釣り仕様を作り上げてください。次の週末、準備万端の愛車と共に、まだ見ぬ大物を求めてフィールドへ繰り出しましょう。

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