ホンダの人気コンパクトミニバン「フリード」。その魅力は「ちょうどいい」サイズ感と広い室内空間にありますが、「窓の大きさ」も快適なドライブに大きく貢献しています。この記事では、そんなフリー-ドの窓サイズについて、具体的な寸法から車中泊での活用法、おすすめのアクセサリーまで、詳しく解説していきます。
サンシェードやカーテンを自作・購入したい方、紫外線やプライバシー対策を考えている方、そしてフリードの購入を検討している方も、ぜひ参考にしてください。世代ごとの違いや、知っているとちょっと得する豆知識まで、フリードの窓に関する情報を網羅してお届けします。
フリードの窓サイズはどれくらい?【世代・箇所別】

フリードの窓サイズは、実はホンダから公式な数値として公表されていません。そのため、ここではアクセサリーメーカーの情報や、オーナーによる実測値を参考に、世代や箇所ごとのおおよそ-のサイズをご紹介します。
新型(3代目・2024年〜)の窓サイズ
2024年6月に発売されたばかりの新型フリード(GT系)は、先代モデルの良さを引き継ぎつつ、さらに視界の良さと開放感を向上させています。 特に、サイドウィンドウ下端のラインがほぼ水平になったことで、後席からの見晴らしがより良くなりました。
正確な実測データはまだ少ないですが、専用サンシェードなどのアクセサリーから判断すると、2代目とおおむね近いサイズ感でありながら、特にリアクォーターウィンドウ(3列目の窓)の形状が変更され、圧迫感が軽減されているのが特徴です。
2代目(GB5/6/7/8型・2016年〜2024年)の窓サイズ
中古車市場でも人気の高い2代目フリードは、多くのオーナーによって窓サイズが計測されており、アクセサリーも豊富に販売されています。サンシェードなどを選ぶ際の参考にしやすいでしょう。
以下は、Web上で見られる実測値などを参考にしたおおよそのサイズです。
| 窓の箇所 | 横幅(約) | 高さ(約) | 備考 |
|---|---|---|---|
| フロントガラス | 140cm | 70cm | Aピラーが細く、視界が広いのが特徴です。 |
| 運転席・助手席 | 75cm | 45cm | 三角窓(フロントコーナーウィンドウ)が大きく、斜め前の視認性が高いです。 |
| スライドドア | 75cm | 45cm | 大きな窓で、後席に開放感をもたらします。 |
| 3列目(クォーターガラス) | 40cm | 33cm | 採光性を高め、3列目シートの閉塞感を和らげます。 |
| リアガラス | 110cm | 45cm | 後方視界をしっかり確保できる大きさです。 |
これらの数値はあくまで目安です。アクセサリーを自作する場合や、汎用品を購入する際は、ご自身の車で実際に採寸することをおすすめします。
初代(GB3/4/GP3型・2008年〜2016年)の窓サイズ
初代フリードも基本的なコンセプトは同じで、大きな窓が特徴です。特に2列目の窓は高さがあり、開放的な空間を演出していました。 中古車で初代フリードを手に入れた方がカーテンなどを取り付ける場合も、2代目のサイズ感がひとつの参考になりますが、やはり実測するのが最も確実です。
専用アクセサリーもまだ流通しているため、「フリード GB3 カーテン」などで検索すると、適合する商品を見つけることができます。
グレードによる窓サイズの違いはある?
フリードには標準モデルの「AIR(旧G)」や、SUVテイストの「CROSSTAR(クロスター)」などのグレードがありますが、基本的な窓ガラスの大きさ(ガラスエリア)に違いはありません。
ただし、CROSSTARは窓枠周辺に専用のガーニッシュ(装飾パーツ)が付いているため、見た目の印象が少し異なります。アクセサリーを選ぶ際は、グレードによる適合の違いがないか念のため確認すると良いでしょう。特に、窓枠に直接取り付けるタイプのアクセサリーは注意が必要です。
なぜフリードの窓サイズが知りたい?主な目的と活用法

フリードの窓サイズを検索する方の多くは、具体的な目的をお持ちです。ここでは、その代表的な目的と、サイズ情報をどのように活用できるのかをご紹介します。
目的①:車中泊用のサンシェードや目隠しを準備したい
フリードはコンパクトながら室内空間が広く、シートアレンジ次第で快適な車中泊が可能です。その際に不可欠なのが、プライバシーの確保と光の遮断、そして断熱を目的としたサンシェードです。
市販されている車種専用サンシェードは、窓にぴったりフィットするように作られているため、隙間からの光漏れが少なく、断熱効果も高いのがメリットです。 一方で、コストを抑えたい方や、自分好みのデザインにしたい方は、銀マットなどを使ってDIY(自作)するのも良いでしょう。
DIYに挑戦する場合、今回ご紹介した各窓のおおよそのサイズが非常に役立ちます。窓の形に合わせて型紙を作り、それに合わせて材料をカットすることで、フィット感の高いシェードを作成できます。
目的②:断熱・防音対策をしたい
夏の強い日差しによる車内温度の上昇や、冬の冷え込みは、同乗者にとって快適とは言えません。特にフリードは窓が大きいため、外気の影響を受けやすい側面もあります。
このような断熱対策として、断熱効果の高いフィルムを施工したり、キルティング素材のサンシェードを使用したりするのが効果的です。断熱フィルムは専門業者に依頼するのが一般的ですが、サンシェードであれば手軽に取り入れられます。
また、車中泊や長距離ドライブでは、外の騒音が気になることもあります。多層構造になっている高機能なサンシェードの中には、断熱だけでなく防音効果を謳っている製品もあり、より静かで快適な車内空間作りに貢献します。
目的③:カーテンやフィルムでドレスアップしたい
実用的な目的だけでなく、愛車を自分好みにドレスアップするために窓のアクセサリーを探している方も多いでしょう。
カーテンを取り付ければ、車内のプライバシーが向上するだけでなく、ラグジュアリーな雰囲気を演出できます。 フリード専用に設計されたカーテンレール付きのセットも販売されており、取り付けも比較的簡単です。
また、スモークフィルムを貼ることで、外から車内が見えにくくなりプライバシーが確保されるとともに、引き締まったエクステリアを演出できます。ただし、フィルムには可視光線透過率(光を通す割合)の規定があり、特に運転席・助手席の窓に貼る場合は注意が必要です。ドレスアップを楽しむ際は、保安基準を遵守しましょう。
窓サイズを活かす!フリードにおすすめのアクセサリー
フリードの大きな窓をさらに快適に、そして便利に活用するためのおすすめアクセサリーをご紹介します。サイズ選びのポイントも合わせて解説します。
手軽で効果絶大!車種専用サンシェード
フロント、サイド、リアと全ての窓を覆うフルセットが人気で、吸盤で簡単に取り付けられるものがほとんどです。 選ぶ際は、素材に注目しましょう。夏は遮光性・遮熱性の高いもの、冬は保温性の高いキルティング素材のものがおすすめです。また、収納時にコンパクトになるかどうかも、使い勝手を左右する重要なポイントです。
プライバシー確保に!取り付け簡単なカーテン
車内のプライバシー確保や日よけには、カーテンも非常に有効です。車種専用品であれば、窓枠の形状に合わせたカーテンレールが付属しているため、DIYが苦手な方でもスムーズに取り付け可能です。
汎用品を選ぶ場合は、窓のサイズ(特に高さと幅)を実測し、少し余裕のあるサイズを選ぶのがポイントです。 一般的に、2列目のスライドドアにはLサイズ、3列目のクォーターガラスにはS〜Mサイズのカーテンが適合しやすいようです。
換気に便利!網戸(ウィンドウネット)
夏の車中泊やキャンプで活躍するのが、ウィンドウネット(網戸)です。窓を開けたまま、虫の侵入を防ぎながら換気ができる優れものです。
ドアの上からすっぽり被せるタイプのものが主流で、フリードのスライドドアにも対応した製品が多数販売されています。 サイズ選びで失敗しないためには、やはりフリード専用、もしくは対応を謳っている製品を選ぶのが最も確実です。風通しを良くすることで、エアコンの使用を抑え、燃費向上にも繋がります。
快適性アップ!断熱フィルム
日差しによるジリジリ感や紫外線を大幅にカットしたいなら、断熱フィルムの施工がおすすめです。透明でありながら赤外線(熱)や紫外線をカットする高機能なフィルムもあり、車内の快適性を格段に向上させます。
特に後部座席は、もともと色のついたプライバシーガラスが採用されていますが、その上からフィルムを貼ることで、さらに断熱効果やプライバシー保護効果を高めることができます。 フィルムの濃さ(可視光線透過率)は様々なので、自分の好みや用途に合わせて選びましょう。 施工は専門業者に依頼するのが一般的ですが、DIYキットも販売されています。
フリードの窓に関する豆知識

ここでは、フリードの窓に隠された工夫や機能について、少し掘り下げてご紹介します。
視界良好!Aピラーと三角窓の工夫
フリードは運転のしやすさにも定評がありますが、その理由の一つが良好な前方視界です。 これを実現しているのが、フロントガラスの左右にある柱「Aピラー」の形状と、その根元にある「フロントコーナーウィンドウ(三角窓)」です。
フリードのAピラーは、強度を保ちながらも極力細く設計されています。 さらに、大きな三角窓を設けることで、交差点を曲がる際などに死角になりやすい斜め前方の視認性を高めています。 この設計により、ドライバーは安心して運転に集中でき、開放感のあるドライブを楽しめるのです。
紫外線対策は万全?UVカット機能について
日焼けの原因となる紫外線(UV)は、車内にいても気になります。フリードには、紫外線対策としてUVカット機能付きのガラスが採用されています。
特にフロントドアガラスには、紫外線(UV)を約99%カットする「スーパーUVカットガラス」が、フロントウィンドウにもIR(赤外線)カット/UVカット機能付きガラスが採用されているモデルが多いです。 これにより、運転中の日焼けリスクを大幅に軽減してくれます。ただし、後部座席のガラスはフロントほどカット率が高くない場合があるため、気になる方はUVカットフィルムを追加で施工すると、より万全な対策が可能です。
後部座席のプライバシーを守る「プライバシーガラス」とは?
フリードの後部座席(スライドドア、クォーターガラス、リアガラス)には、高熱線吸収/UVカット機能付プライバシーガラスが標準装備されていることがほとんどです。 これは、ガラス自体に着色されたもので、車内を見えにくくすることでプライバシーを保護する役割があります。
ホンダの純正プライバシーガラスの可視光線透過率は、一般的に25%前後と言われています。 これでも十分プライバシーは保たれますが、「もっと濃くしたい」「中を完全に見えなくしたい」という場合は、この上からスモークフィルムを貼ることになります。 例えば、もともと透過率25%のガラスに透過率15%のフィルムを貼ると、計算上は約3.75%となり、かなり濃い見た目になります。
窓の開閉方法と注意点
フリードの窓は、運転席・助手席は通常のパワーウィンドウですが、2列目のスライドドアの窓は、車種や年式によっては開閉できない、もしく-は少しだけ開くタイプ(ポップアップ式)の場合があります。新型フリードでは、後席の快適性を高めるため、リアスライドドアの窓も大きく開閉できるようになっています。
アクセサリーを取り付ける際は、窓の開閉を妨げないかを確認することが重要です。特に、窓枠に挟み込むタイプのアクセサリーは、取り付け位置に注意しましょう。また、吸盤タイプのサンシェードを長期間つけっぱなしにすると、ガラスに跡が残ることがあるため、定期的に取り外して清掃することをおすすめします。
まとめ:フリードの窓サイズを理解して快適なカーライフを

今回は、フリードの窓サイズについて、具体的な寸法から活用法、おすすめアクセサリーまで幅広くご紹介しました。
- フリードの窓サイズは公式発表されていないが、実測値や専用アクセサリーからおおよその大きさを把握できる。
- 窓サイズを知ることで、車中泊用のサンシェード選びやカーテンの自作がスムーズになる。
- 断熱フィルムやウィンドウネットなど、大きな窓を活かす便利なアクセサリーが多数存在する。
- フリードの窓には、視界を確保する設計上の工夫や、UVカット機能など、快適なドライブを支える機能が備わっている。
フリードの大きな窓は、車内に開放感と明るさをもたらしてくれる大きな魅力です。この記事を参考に、ご自身の目的に合った方法で窓を有効活用し、フリードとのカーライフをより一層快適で楽しいものにしてください。



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