家族が増えて「フリードにチャイルドシート2台を載せたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。コンパクトミニバンとして絶大な人気を誇るフリードは、5ナンバーサイズという扱いやすさと広々とした室内空間が魅力です。しかし、実際に2台のチャイルドシートを設置するとなると、座席のレイアウトや乗降性、荷物の積み込みなど、気になるポイントがたくさん出てきますよね。
この記事では、フリードでチャイルドシート2台を運用する際の最適な配置や、6人乗り・7人乗りの選び方の違い、さらには設置時に役立つ便利なアイテムまで詳しくご紹介します。これからフリードの購入を検討している方はもちろん、現在お乗りの方も、家族全員が笑顔で過ごせる車内環境作りの参考にしてください。日々の送り迎えやお出かけがもっと楽しくなるアイデアをお届けします。
フリードにチャイルドシート2台を設置する際の基本レイアウト

フリードにチャイルドシート2台を設置する場合、まず考えなければならないのが「どの座席に載せるか」というレイアウトの問題です。フリードには、2列目が独立している6人乗り(キャプテンシート)と、3人掛けができる7人乗り(ベンチシート)の2タイプが存在します。それぞれのタイプによって、2台設置した際の使い勝手は大きく異なります。
ここでは、代表的なレイアウトパターンとそのメリット・デメリットを整理して解説します。特にISOFIX(アイソフィックス:金具で固定するタイプ)の対応箇所を把握しておくことが、安全でスムーズな設置への第一歩となります。ご自身のライフスタイルに合った形を見つけてみてください。
6人乗りキャプテンシートに2台設置するメリット
フリードの主流である6人乗りタイプは、2列目に「キャプテンシート」と呼ばれる左右独立した椅子が採用されています。ここにチャイルドシートを2台設置するのが最も一般的なパターンです。最大のメリットは、2列目の左右にゆとりがあるため、隣のチャイルドシートを気にせずにベルトの着脱ができる点にあります。
また、中央にウォークスルー(通路)があるため、2列目から3列目への移動が車内で行えるのも魅力です。雨の日などに、外に出ることなく子供の様子を確認したり、3列目に座っている家族の元へ移動したりできるのは非常に便利です。2台並べても圧迫感が少なく、車内全体が開放的な印象になります。
ただし、キャプテンシートの間には隙間があるため、子供が食べ物をこぼした際に掃除が少し大変になることもあります。とはいえ、1人ひとりのスペースが確立されているため、将来子供が成長してジュニアシートに移行した際も、お互いが快適に過ごせるという長期的なメリットも考慮すべきポイントです。
7人乗りベンチシートで2台並べる際の注意点
7人乗りモデルの場合、2列目は3人が座れるベンチシート形式になります。ここにチャイルドシート2台を設置する場合、基本的には左右の窓際に取り付けることになります。この配置の良さは、2列目の中央にわずかなスペースが生まれることです。体が細身の方であれば、2台のチャイルドシートの間に大人が座ることも不可能ではありません。
しかし、チャイルドシートは想像以上に幅を取るため、中央に大人が座るのはかなり窮屈になるのが現実です。また、7人乗りにはウォークスルーがないため、3列目へ移動するには一度シートを跳ね上げたりスライドさせたりする必要があります。チャイルドシートを設置した状態だと、この操作が制限される場合があるため注意が必要です。
ベンチシートは、子供が小さいうちに横になっておむつ替えをしたい場合や、荷物を一時的に置きたい場合には重宝します。2台設置を前提とするならば、3列目へのアクセス頻度がどの程度あるかを基準に選ぶのが良いでしょう。もし3列目を常用するのであれば、ベンチシートよりもキャプテンシートの方がストレスは少なくなります。
3列目シートへの設置は可能か?
2台のチャイルドシートを「2列目に1台、3列目に1台」というように分散して設置したいというニーズもあります。これは、兄弟で喧嘩をしてしまう場合や、2列目に大人が座りたい場合に有効な手段です。フリードの3列目シートにも、チャイルドシート自体を設置することは構造上可能です。
ただし、大きな注意点があります。多くのフリードの年式において、ISOFIXの固定金具が備わっているのは2列目のみであるケースがほとんどです。3列目に設置する場合は、シートベルトで固定するタイプを選ぶ必要があります。また、3列目は2列目に比べて座面の奥行きが短いため、大型のチャイルドシートは不安定になる恐れがあります。
さらに、3列目に設置するとトランクスペースがほとんど無くなってしまうという欠点もあります。ベビーカーなどの大きな荷物を積む必要がある時期は、3列目にチャイルドシートを載せる運用は少し難しいかもしれません。基本的には2列目をメインの設置場所とし、3列目は緊急用や一時的な移動用として考えるのが無難です。
チャイルドシート2台持ちにフリードがおすすめな理由

ファミリーカーとして圧倒的な支持を得ているフリードですが、なぜチャイルドシート2台を運用する家庭に選ばれているのでしょうか。その理由は、単に「広いから」というだけではありません。日本特有の住宅事情や、育児中のパパ・ママのリアルな悩みを解決する工夫が随所に凝らされているからです。
特に、大きなミニバン(アルファードやステップワゴンなど)を運転するのは不安だけれど、軽自動車やコンパクトカーでは手狭、という層にフリードはぴったりとはまります。ここでは、2台のチャイルドシートを使いこなす上で役立つ、フリードならではの具体的なメリットを深掘りしていきましょう。
コンパクトなのに広い室内空間
フリードの最大の特徴は、5ナンバーサイズに収まるコンパクトなボディでありながら、驚くほど広い室内を実現している点です。「ホンダのパッケージング技術」により、エンジンルームを小さくし、その分を居住スペースに充てています。チャイルドシート2台を置いても、頭上の空間に余裕があるため、圧迫感を感じにくいのが特徴です。
車内が広いと、車内での「かがむ動作」が楽になります。子供を抱っこしてチャイルドシートに乗せる際、天井が低い車だと腰を痛めやすいですが、フリードなら比較的スムーズな姿勢で作業が行えます。この数センチ、数十センチの差が、毎日の育児負担を大きく軽減してくれるのです。
また、窓が大きく設計されているため、視界が良く、車内が明るいこともメリットです。チャイルドシートに縛られて退屈しがちな子供たちも、外の景色を楽しみやすく、長距離のドライブでも機嫌を損ねにくい環境が整っています。親にとっても、運転のしやすさと居住性のバランスが取れた「ちょうどいい」サイズ感と言えるでしょう。
乗り降りがスムーズな低床設計とスライドドア
チャイルドシート2台体制になると、左右どちらからでも子供を乗せ降ろしする場面が増えます。フリードは両側スライドドアを装備しているため、隣の車との間隔が狭い駐車場でも、ドアをぶつける心配をせずに全開にできます。これは、両手に子供の手を引いていたり、抱っこしていたりする親にとって必須の機能です。
さらに注目すべきは、地面からフロアまでの高さが低い「低床設計」です。フリードのステップ高は約395mmと、小さなお子さんでも自分で乗り降りしやすい高さに設定されています。2台のチャイルドシートを運用している時期は、1人を乗せている間にもう1人が自分で乗り込んでくれると非常に助かりますよね。
スライドドアには、足をかざすだけで開閉できる「ハンズフリースライドドア」(オプション設定)などもあり、荷物が多い時でもストレスフリーです。低床設計のおかげで、重いチャイルドシート自体を車内に運び込む作業も、他の背が高いミニバンに比べて腰への負担が少なくて済みます。毎日のことだからこそ、こうした「動線の良さ」がフリードの強みです。
1列目から3列目へのウォークスルー性能
多くのファミリーにフリードが支持される決定的な理由の一つが、1列目から3列目までを車外に出ずに移動できる「ウォークスルー」です。特に6人乗りモデルの場合、運転席と助手席の間、そして2列目シートの間が通路になっています。これが、チャイルドシート2台を積む家庭にとって驚くほどの利便性をもたらします。
例えば、走行中に後ろの席で子供が泣き出したり、飲み物をこぼしたりした場合、安全な場所に停車してすぐに車内を移動してケアが可能です。わざわざドアを開けて外に回り込む必要がないため、雨の日や冬の寒い日でも親の体力を奪いません。2台体制だと片方の子供にかかりきりになることもあるため、この機動力は重要です。
また、この通路があることで、3列目シートが「孤立した空間」にならないというメリットもあります。2列目にチャイルドシートを2台設置すると、その後ろの3列目は荷物置き場になりがちですが、ウォークスルーがあれば、大人が3列目に座って子供たちの世話を焼くのも容易です。車内全体を一つのリビングのように使える柔軟性は、フリードならではの魅力です。
失敗しないチャイルドシートの選び方とISOFIXの活用

フリードに載せるチャイルドシートを選ぶ際、デザインや機能性だけで選んでしまうと「いざ設置したら隣の席に座れなくなった」「取り付けが面倒で使わなくなった」といった失敗を招きかねません。特に2台設置する場合は、車体との相性が非常に重要になります。
最近のチャイルドシートは安全基準の向上により大型化する傾向がありますが、フリードのようなコンパクトミニバンには「スリム」で「操作が簡単」なモデルが適しています。ここでは、安全かつ快適に2台運用するための選び方のコツと、現代のスタンダードであるISOFIX固定のポイントについて解説します。
フリードのISOFIX対応箇所をチェック
チャイルドシートを安全かつ確実に取り付けるために欠かせないのが、ISOFIX(アイソフィックス)です。これはシートにある専用の金具にチャイルドシートのコネクターを差し込むだけの固定方式で、誰でもミスなく装着できるのが特徴です。フリードの場合、基本的には2列目の左右2席がISOFIX対応となっています。
ISOFIXを利用すれば、2台のチャイルドシートを数分で完璧に固定できます。以前のような「シートベルトを力一杯締め上げる」といった苦労は必要ありません。ただし、フリードのシート形状によっては、金具が奥まった位置にあり、差し込みにくい場合があります。その際は、付属のガイドキャップを使用するとスムーズです。
また、ISOFIXモデルには、床に足を突っ張る「サポートレッグ」タイプと、座席の後ろから紐で引っ張る「トップテザー」タイプがあります。フリードの2列目であればどちらも対応可能ですが、足元をスッキリさせたい場合はトップテザータイプが有利です。設置のしやすさは安全性に直結するため、まずはこのISOFIX対応を前提に選ぶのが基本です。
【豆知識】ISOFIX固定のメリット
・誰が取り付けても同じ強度で固定できる(人為的ミスの防止)
・シートベルト固定よりもグラつきが少ない
・取り外しが簡単なので、掃除の際もストレスがない
2台設置でも圧迫感を感じないスリムなモデル
フリードに2台のチャイルドシートを並べる際、最も注意したいのが「横幅」です。特に7人乗りのベンチシートで2台並べる場合や、2列目に設置して3列目への通路を確保したい場合は、幅の広いモデルを選んでしまうと車内が非常に狭く感じられてしまいます。
最近では、安全性能を維持しつつ横幅を440mm程度に抑えたスリムモデルが各メーカーから発売されています。これらを選ぶことで、キャプテンシートの間の通路をしっかり確保できたり、2列目の真ん中の席にわずかな余裕が生まれたりします。見た目もスマートになり、車内のインテリアを損なわないのもメリットです。
また、背もたれの高さが調節できるタイプであれば、子供の成長に合わせて長く使えますが、その分厚みが増すものもあります。フリードのような限られた空間を有効活用するためには、できるだけ「コンパクトかつ多機能」なモデルを優先しましょう。購入前に「フリード 装着確認済み」のリストをメーカーサイトでチェックすることをおすすめします。
回転式と固定式のどちらが2台持ちに向いているか
チャイルドシート選びで悩むのが「回転式」か「固定式」かという点です。回転式はシートがドア側を向くため、赤ちゃんの乗せ降ろしが非常に楽です。特に2台体制だと、1人を乗せる時間が短縮されるのは大きなメリットになります。しかし、回転式は構造上、台座が大きく重くなる傾向があります。
フリードに2台載せる場合、「1台は回転式、もう1台は軽量な固定式」という組み合わせが非常にバランスが良いです。例えば、新生児から使える回転式を片側に、少し大きくなった上の子用にはスリムなジュニアシート(固定式)をもう片側に配置します。これにより、乗せ降ろしの利便性と車内のスペース確保を両立できます。
もし2台とも回転式にする場合は、回転させた時に隣のシートやドアに干渉しないか、しっかりとサイズを確認しましょう。フリードのキャプテンシートなら左右が独立しているため、2台回転式でも運用しやすいですが、ベンチシートの場合は干渉の可能性が高まります。将来的な買い替えサイクルも考慮して選ぶのが賢明です。
家族構成別!フリードでのチャイルドシートおすすめ配置

一口に「子供が2人」と言っても、年齢差や性別によって最適な車内の使い方は異なります。フリードはその柔軟なシートアレンジにより、様々な家族構成に対応可能です。2台のチャイルドシートをどこに置くかで、パパとママの負担は劇的に変わります。
ここでは、代表的な3つの家族構成パターンを想定し、フリードの特性を活かしたおすすめの配置プランを提案します。毎日のルーティンを想像しながら、自分の家庭に当てはめて考えてみてください。配置を変えるだけで、お出かけの際の「ちょっとした不便」が解消されるかもしれません。
年子や双子の場合のベストな並び
年齢が近い兄弟や双子の場合、どちらも手厚いケアが必要になります。この場合、おすすめは「2列目に2台横並び」の配置です。6人乗りモデルであれば、左右のキャプテンシートに1台ずつ設置します。これにより、親が1列目(運転席・助手席)から振り返るだけで、2人の様子を同時に確認できます。
年子や双子の育児では、同時に泣き出したり、同時に寝てしまったりすることが多いため、親との距離が均等であることは安心感につながります。また、フリードのウォークスルーを活用すれば、停車時に親が後ろへ移動し、2人の間に座ってミルクをあげたり、あやしたりすることもスムーズです。
荷物についても、2列目をチャイルドシートで占有しても、3列目シートを片側だけ跳ね上げることで、双子用ベビーカーのような大型の荷物を積み込むスペースを確保できます。この「ケアのしやすさ」と「収納力」の両立が、年子・双子世帯にフリードが選ばれる理由です。
赤ちゃんと幼児を乗せる場合の動線確保
新生児と、ある程度自分で動ける3〜4歳の幼児を乗せるパターンです。この場合、「赤ちゃんを助手席側の2列目、幼児を運転席側の2列目」に配置するのが王道です。日本の道路事情では、歩道側(左側)に停車して子供を降ろすことが多いため、より手間のかかる赤ちゃんを左側に置くのが安全だからです。
幼児は自分でドアを開けようとしたり、急に外へ飛び出したりするリスクがあるため、運転席側のスライドドアには必ずチャイルドロックをかけておきましょう。幼児が自分で乗り降りできるようになったら、親は左側で赤ちゃんの世話をしながら、右側で幼児が安全に乗降するのを見守ることができます。
また、幼児側のジュニアシートを少しスリムなものにすれば、3列目へのアクセスも容易になります。たまに祖父母が同乗する場合でも、幼児側のシート横をすり抜けて3列目へ移動できるため、車内での席替えのストレスが少なくなります。成長段階に合わせた左右の使い分けがポイントです。
3人目の子供や大人が同乗する場合の工夫
子供が2人いて、さらに3人目が生まれた場合や、夫婦以外の大人(祖父母など)が頻繁に乗る場合の工夫です。フリードはコンパクトながら3列シートがあるため、最大6〜7人まで乗車可能です。この場合、2列目にチャイルドシートを2台置いてしまうと、3列目への乗り込みが課題となります。
解決策の一つは、「1台を3列目に設置する」ことです。例えば、上の子を3列目に、下の子を2列目に配置します。これにより、2列目にもう1人分の座席が空くため、お母さんが赤ちゃんの隣に座ってケアをしたり、祖父母がゆったりと座ったりすることが可能になります。3列目に座る子供へは、ウォークスルーを通じてお菓子を渡したり会話したりできます。
ただし、前述の通り3列目にはISOFIXがないことが多いため、シートベルト固定式のチャイルドシートを準備する必要があります。また、3列目シートを1人分使うことで荷室が狭くなるため、ルーフキャリアの導入や、荷物を厳選する工夫が必要になるかもしれません。家族全員が納得できる「座席の優先順位」を決めておくことが大切です。
3人以上のお子さんがいる場合は、フリードの「7人乗り」を選択し、2列目中央を空けるレイアウトも検討の価値があります。ただし、チャイルドシートのサイズ選びはさらにシビアになります。
2台設置時に気になる収納スペースと車中泊の工夫

フリードにチャイルドシートを2台も載せると、車内は一気に「子供中心」の空間になります。そこで困るのが、荷物の置き場所です。おむつセット、着替え、ベビーカー、さらには週末の買い出しの荷物など、子育て世帯の荷物量は膨大です。また、最近人気の車中泊を楽しみたいという方もいるでしょう。
「車内が狭くなって、荷物が載らないのでは?」という不安を解消するために、フリードの限られたスペースを最大限に活用するテクニックをご紹介します。シートアレンジの工夫や便利グッズを駆使することで、2台体制でも快適なレジャーを楽しむことが可能です。収納の悩みは、アイデア次第で解決できます。
荷室容量を確保するためのシートアレンジ
フリード(3列シートモデル)の弱点は、3列目シートを使用している状態だと、荷室(ラゲッジスペース)がかなり狭くなってしまうことです。チャイルドシートを2列目に2台設置している場合、基本的には3列目シートを跳ね上げて収納することで、広大な荷室を作り出すことができます。
左右どちらかの3列目シートだけを跳ね上げる「5人乗車+荷物」スタイルなら、ベビーカーを畳まずに載せられるほどの高さが確保できます。2台のチャイルドシートを2列目に固定したまま、これだけの収納力を維持できるのは、フリードの四角いボディ形状のおかげです。重い荷物も開口部が低いため積み下ろしが非常に楽です。
もし、3列目も座席として使いたい場合は、床下収納を活用しましょう。フリードの荷室床下には、小物を収納できるスペースが隠されています。ここには、普段は使わないけれど常備しておきたい防災グッズやおむつの予備などを入れておくと、居住スペースを圧迫せずに済みます。限られた面積を「高さ」でカバーするのがフリード流の使いこなし術です。
子供用品を整理する便利グッズの活用
チャイルドシート2台の運用では、車内が散らかりやすくなります。特に、子供が自分で手に取りたいおもちゃや飲み物が散乱すると、運転中のストレスになりかねません。そこでおすすめなのが、シートバックポケットや、1列目と2列目の間の隙間を活用する収納アイテムです。
運転席や助手席の背面に吊るす「シートバックオーガナイザー」は、ウェットティッシュやマグ、絵本などを整理して収納できます。チャイルドシートに座った子供からも手が届きやすいため、「ママ、あれ取って!」という要求を減らせるかもしれません。また、ウォークスルー部分に置ける専用のコンソールボックスも、小物整理に役立ちます。
さらに、チャイルドシートを設置する前に「シート保護マット」を敷いておくことを強く推奨します。チャイルドシートを2台載せて長期間使用すると、車のシートに深い跡がついたり、食べこぼしで汚れたりします。保護マットにはメッシュポケットが付いているものもあり、収納を増やしつつ車内を清潔に保つことができます。
【おすすめの車内整理アイテム】
・多機能シートバックポケット(スマホ・ティッシュホルダー付き)
・折りたたみ式のゴミ箱(ドアポケットに挟めるタイプ)
・チャイルドシート保護マット(滑り止め・汚れ防止用)
チャイルドシートを載せたまま車中泊はできる?
フリードで車中泊を検討している場合、2台のチャイルドシートが大きな障害になるのではと心配されるかもしれません。結論から言うと、3列シートのフリードでチャイルドシートを載せたままフルフラットにするのは、かなり工夫が必要です。通常、フルフラットにするにはシートを大きく倒す必要がありますが、チャイルドシートが固定されているとそれができません。
しかし、全く不可能ではありません。一つの方法は、1列目と2列目を倒すのではなく、「2列目と3列目」を使って寝るスペースを作る方法です。片側のチャイルドシートを一時的に助手席へ移動させれば、片側に大人1人が横になれるスペースが生まれます。もう片側には子供が寝るという形なら、なんとか夜を越すことができます。
本格的な車中泊を楽しみたい場合は、チャイルドシートの着脱が容易なISOFIXモデルであることが必須条件です。寝る時だけチャイルドシートを外して前列に積み上げることで、フラットな面を広く確保できます。フリードは室内高があるため、厚手のマットを敷けば、家族4人での「車内キャンプ」も思い出深いものになるでしょう。ただし、安全のために寝る時以外は必ずシートを元に戻すことを忘れないでください。
| 項目 | 6人乗り(キャプテン) | 7人乗り(ベンチ) |
|---|---|---|
| 2台設置のしやすさ | ◎(左右独立で干渉なし) | ○(横幅に注意が必要) |
| 3列目へのアクセス | ◎(ウォークスルー可能) | △(シート操作が必要) |
| 車内での世話 | ○(通路から移動可能) | ◎(隣に座りやすい) |
| 荷室の広さ | ○(中央が空く) | ○(フラットにしやすい) |
フリードにチャイルドシート2台を載せる際のまとめ
フリードでチャイルドシート2台を運用することは、事前の準備と配置の工夫さえあれば、非常に快適で楽しいカーライフに繋がります。コンパクトな車体ながら、低床設計やスライドドア、そしてウォークスルーといった機能が、育児中の慌ただしい毎日を強力にサポートしてくれるからです。
大切なポイントは、まずご自身の家庭にとって「6人乗り」と「7人乗り」のどちらが最適かを見極めることです。3列目への移動頻度が多いなら6人乗り、2列目で子供の隣に座ることを優先するなら7人乗りが良いでしょう。その上で、ISOFIX対応のチャイルドシート、特に横幅を抑えたスリムなモデルを選ぶことで、車内の快適性は飛躍的に向上します。
子供が小さいうちは、車内が汚れたり狭く感じたりすることもあるかもしれません。しかし、フリードのような柔軟性の高い車であれば、子供の成長に合わせて配置を変え、長く付き合っていくことができます。チャイルドシート2台を卒業する頃には、この車で過ごした時間が家族の大切な思い出になっているはずです。安全運転を心がけ、家族全員で素敵なドライブを楽しんでください。


コメント